先日、ワイモバイルから料金プランの改訂が発表されました。
ついに、余ったデータの翌月へのくりこしが可能になりました。
一方で、UQモバイルでは以前から、繰り越し可能なプラン「くりこしプランS/M/L」がありました。
今回のワイモバイルプラン改訂により、
データ繰り越しの有無でUQモバイルを利用していた方、あるいは検討していた方は、ワイモバイルを選択する余地が出てきたと思います。
最初に結論から述べると、
ソフトバンク光orソフトバンクAirでWi-Fi環境を整えている方は、ワイモバイル。
auでんき、UQでんきの電気を利用している方は、UQモバイル。
という選択になります。
以下で、詳細に述べます。(2021年6月時点)
ワイモバイル vs UQモバイル
ワイモバイルの料金プラン「シンプルS/M/L」では、2021年8月より余ったデータの翌月へのくりこしが可能になりました。
一方で、UQモバイルでは以前から、同様のプラン「くりこしプランS/M/L」がありました。
下表は、ワイモバイル「シンプルM」、UQモバイル「くりこしプランM」の料金比較です。
ワイモバイル シンプルM | UQモバイル くりこしプランM | |
データ容量 | 15GB | 15GB |
月額料金(税込) | 3,278円 | 2,728円 |
データ繰り越し | 〇 | 〇 |
単純な料金比較をすると、UQが有利になります。
普段使いのWi-Fi環境、でんきで割引に
ワイモバイル、UQモバイルでは、それぞれ普段利用しているWi-Fi環境、でんきによって、月額料金から割引されていきます。
- ワイモバイル 「おうち割」
ソフトバンク光orソフトバンクAirの利用で、-1,188円
- UQモバイル 「でんきセット割」
auでんき、UQでんきの利用で、-638円
以上のような割引が適用され、割引適用後は、下表のようになります。
ワイモバイル シンプルM | UQモバイル くりこしプランM | |
データ容量 | 15GB | 15GB |
月額料金(税込) | 3,278円 | 2,728円 |
割引適用後(税込) | 2,090円 | 2,090円 |
割引適用後は、同料金になります。
自宅で、ソフトバンク光orソフトバンクAirでWi-Fi環境を整えている方は、ワイモバイル。
自宅で、auでんき、UQでんきの電気を利用している方は、UQモバイル。
という選択になります。
オプションでの比較
通話オプションは、両者同様です。(以下参照)
- 国内通話 10分かけ放題 770円/月
- 国内通話 かけ放題 1,870円/月
UQモバイルのみ、最大60分/月の国内通話が定額550円/月のオプションが用意されています。
また、ワイモバイルでは、データ増量オプション(550円/月)で、毎月のデータ容量を増やすことができます。(以下参照)
- シンプルS 3GB → 5GB
- シンプルM 15GB → 20GB
- シンプルL 25GB → 30GB
データ増量が必要になる可能性がある方は、ワイモバイルの方が柔軟に対応できると思います。
まとめ:普段使いのWi-Fi、でんきによって選択するべき
データ容量、月額料金、データ通信速度、通話品質、追加オプションでの比較においては、ワイモバイル、UQモバイルでは大差はないです。
では、どちらがオススメなのか。
結論は、
ソフトバンク光orソフトバンクAirでWi-Fi環境を整えている方は、ワイモバイル。
auでんき、UQでんきの電気を利用している方は、UQモバイル。
普段利用しているWi-Fi環境、でんきによって、選択するべきです。
オトクにスマホを利用しましょう。
余談:ワイモバイルはヤフープレミアム会員特典が付帯
ソフトバンク光、auでんきの両方のサービスを利用している方は、どうすればいいのか。
答えは、ヤフープレミアム会員特典(月508円相当)が追加料金なしで利用できるワイモバイルです。
ヤフープレミアム会員の主な特典は以下です。
- ヤフーショッピング、PayPayモールいつでも3%ポイント還元
- 雑誌読み放題サービス「読み放題プレミアム」
- 野球中継(パ・リーグ)見放題サービス「ベースボールLIVE」
- Bリーグ見放題サービス「バスケットLIVE」
特典が豊富にあります。
ソフトバンク光、auでんきの二刀流の方には、ワイモバイルの利用をオススメします。
(過去記事では、ワイモバイルとマイネオの比較において、ヤフープレミアム会員特典の有無で比較をしています。こちらも参照ください。)
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